東京)将来の介護に備え「自分史」作成 文京区が支援

思い出の品や写真を引き金に高齢者から若き日の記憶を引き出し、「自分史」にまとめて社会参加や将来の介護に役立てる。

文京区は新年度予算案に、高齢者福祉を見据えた「自分史」作成支援事業費約97万円を盛り込んだ。

生涯学習として自治体が支援する例はあるが、高齢者ケアが目的の自分史作成の支援は23区では初めてという。

 対象は75歳以上(要支援2まで)の、一人暮らしか日中を1人で過ごす、閉じこもりがちなお年寄り。募集は年10家族で、息子や娘ら親族の協力を得つつ、自己負担金5千円ほどで自分史の完成をめざす。

 親族がお年寄りの体験や人間関係、趣味や特技を聞き出し、区が用意したアルバム方式の本に、一緒にまとめていく。作業は区委託の相談員がサポートする。