知的障害者、20歳の不安...児童施設後の移り先が不足

児童施設から成人施設に入り直せず、移り先が見つからない20歳以上の知的障害者が全国で500人以上いることが、公益財団法人「日本知的障害者福祉協会」(東京)の調査で分かった。

児童福祉法の改正で、3年後には20歳以上の児童施設入所が認められなくなることから、施設関係者らは「多数の障害者が行き場を失う恐れがある」と危機感を募らせている。

 同協会の調査では、児童施設が抱える課題として、職員の確保や専門性向上の難しさに加え、退所後の移り先が見つからないという声も目立った。

家族の悩みは大きく、遠隔地の成人施設に子どもを預ける保護者も多いとの事。

2016年5月に千葉県の児童施設から、青森県のグループホームに長男(20)を移した東京都内の女性(55)は、「3年かけて関東周辺で探したが、受け入れ先は見つからなかった。交通費もかさむため、年8回ほどしか会えなくなった」と話した。

人材の確保と成人施設の増設は今後必要な課題なんだなと実感しました。